「平成20年度特許法等改正説明会」に行く

きのうは、特許庁開催の法改正説明会に行った。
いままでの法改正でも開催されていたのだが、平日の開催であり、知財業界にいない自分に「業務命令で行って来い」なんて状況がおきるはずもない。しかし今年は少し弁理士試験ことから行ったことなかったのだが、今回は、初めて申し込んでみた。
幸い、病気を口実に休暇を取ることができたので、出席するこができた。
会場は、大阪市天王寺区クレオ大阪中央ホール。
車で行ってみることにした。
自宅を11:00ごろ出発。阪神高速中国道阪神高速と乗り継ぎ、道頓堀出口で出て、付近の駐車場に止める。会場近くのたこ焼きやで冷やしうどんを食べた後、受付をする。
会場にはいってみると、まだ開始1時間前だったため、人はまばらだった。
周りを見回しているうち、自分の手元にない黄色い紙を持ち、何かを記入している人がかなりの数いた。
説明会は13:30から開始。内容としては?仮通常実施権及び仮専用実施権、?拒査服申立て期間の延長、?パリ優先権証明書類のインターネットを利用した提出の適用拡大、?特許、商標の登録料延長登録料の値下げ。である。
実務家でないので改めて商標の料金値下げがものすごくインパクトがある。
質問については、当然?について集中。(あとはほとんどなし)ま、そりゃそうだろう。
ライセンス設定後の出願手続(補正、分割、変更)は、制度導入後に、ライセンサー-ライセンシー間で「勝手に手続した」「権利範囲が変わったのに料金が高い(安い)」等でかなりもめるんだろう。講師の女性(遠目で、長沢まさみ似?のような気がした)も、手馴れたように「ここでは一律な回答はできない」旨強調していた。
そして、休憩時間等に歩き回ってみたところ、受付に「日本弁理士会専用」があることを発見。なるほど。黄色い紙はこの関係者なのだろう。
予測どおり、帰り際、「この説明会は、弁理士会主催の新人研修であり、単位認定の手続をします」というアナウンスが流れていた。その関連だろう。
大いに「このままじゃいかん。早く試験に受からなきゃ」と思わせられた。「生の知財業界にふれて、刺激をうけたい」との趣旨だったが、参加したかいがあった。モチベーションの上がる意義ある一日だった。