今年もいちおう

特許庁の任期付審査官の募集があるそうです。
今回は、前回より1年たたず、願書は12月中旬での締切となっています。
現状の会社での待遇に大いに不満があり、同居の家族のなく私生活面でも拘束のない私は、もちろん応募するつもりです。
前回までは弁理士資格を持っていなかったので、朝の公務員試験から流用の択一式試験(しかも2時間でやるものを1時間でやってくれという)からエントリーとなり、その後の午後からの露文試験の終了までまる一日拘束さていたものでした。
今回はきっと弁理士試験合格者となれると信じてますので、午後の論文試験からの参加であることを信じて、書類の準備をしたいところです。
前回の反省もおおよそできています。
今まで読むことのなかった公務員の面接向けの本を今回は一通り読んで、前回までの面接で聞かれて困った質問についておおよその敗因も見当がついてきています。
もしこれに合格しても、決して弁理士有資格者を有効に使ったとは言い難いのですが、そんなことは言っておれません。
そろそろ人生を変えたいのですから。

会社員であることが奴隷である時代が来そうです。

2014-06-04 17:07:09に書きかけの記事です。
口述試験後に、一緒に蕎麦屋にいったうちの1人も、この件につきかなり憂慮していました。
続きを書いてみます。

どうやらアベノミクスにより特許を受ける権利の原始帰属者に企業等がなれることになりそうです。

日刊工業新聞 2014年5月30日掲載分より

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特許を受ける権利、企業にも認める−特許庁の専門委

 経済産業省特許庁は29日、特許制度に関する専門委員会を開き、企業内の研究者や技術者による発明(職務発明)について、特許を受ける権利の帰属を発明者本人でなく、発明者が所属する企業にも認めることで一致した。企業が発明者に対する報酬を支払うことを制度的に保証する方向でもまとまった。同庁は7月までに特許法改正の具体案をまとめる。

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その後、この内容がどこかの審議会で了承され、実現化に向かって前進したようです。
まあ、日本人って、権利意識の弱い国だなあと思ったのと、日本の経済界ってのは従業者を奴隷としか考えてなく、成果は全て搾り取る方向で今回の方針を国に進めさせたんだなと思います。
新しい産業を興すなんてもってのほか、なんとかして既得権益を守り公共事業で自分たちだけ潤わせようとしか考えていないんだなあと痛感させられました。
絶対こんな体質の国に今後の経済発展なんてありえません。せいぜい今後増加する老人向けの福祉を税金からまかない、国家はしぼんでいくだけ。多分志のある人たちはこの国から出て行って、画期的な発明をしていくこととなるでしょう。

口述試験終了!

タイトルの通り、口述試験を受けに東京に行ってきました。
今回は初日の24日午前。
関西から有休2日連続で使って行くことになるんだから、もう少し日時に配慮があってほしかった。
でも、試験問題自体は初日が簡単だとのもっぱらのうわさのため、まあよしとするか。
とりあえず水曜日の会社終了後に東京に移動し、24時近くに試験会場の隣駅である麻布十番近くにあるホテルに到着。
翌木曜日はホテルにこもって論点整理集を一通り復習のため目を通しつつ、昼だけは優雅に中華料理店にランチに出かけました。
あとから気づいたのですが、その店はミシュラン一つ星の店。ミシュラン星付の店なんて行ったことなかったのですが、まあ、こんなものかなと納得。
そして当日はわりと集合時間ぎりぎりに控室に到着。順番は指定されたレーンで一番最後の8番目。おかげでひととおりレジュメに目を通すことができました。
で、肝心の口述試験ですが、
①特・実
テーマは国内優先権と代理権。
主査の試験官は女性。
なかなか厳しく、細かいところは忘れましたが、途中でかなり条文通り言い直しを要求されました。おかげで法文集見まくり。
そして、パネルの事例問題で、国内優先権主張する代理人の委任についての質問「弁理士丙に国内優先権主張の出願Bを依頼する場合、どのような注意が必要ですか?」との質問に対し、「優先権について別個に代理委任が必要」と回答。
そこで、恐怖のキーワード要求。
結局ここでキーワードが出てこず、時間が刻々と過ぎてジ・エンド。
・・・「特別授権」が出てこなかったのです。
あとで周囲に話を聞いたところ、あと2問くらいあったようなので、まあC確定でしょう。
去年と同じ失敗をし、不安を覚えつつ次の部屋へ
②意匠
テーマは分割・変更出願。
多少の言い直しはありつつも、まあ普通に進行していきます。
そして事例問題。「バンパーの部分とミラーの部分に特徴のある自動車につき、意匠登録出願をしました。この出願は分割できるでしょうか?」との質問。
思わず分割できますと回答。
しかし、回答はそうではない模様。
もう一度問題を聞き、バンパーとミラーの部分意匠といいかけたところ、「部分意匠出願ではありません」との指摘があったところでハッと気づき、あわてて「一意匠として要件を満たすので分割できません」と訂正。
でも、最初も2度目も質問では全く自動車の意匠が全体意匠か部分意匠なのかを示唆してくれてなかったんですけどね。
でも、そんなに時間のロスはなかったようです。
とにかく最後の10分のピンポンを聞く前に「これで質問は終了です」の声を聴いて完答したことを確認。じつは今年の練習会では一度もこの一言を聞いたことはなかったんですけどね。
すこしだけ気分を取り戻して最後の部屋へ
③商標
テーマは3条・4条。なんと去年と全く同じです。
3条、4条の趣旨や、4条1項10号、11号、15号、19号の趣旨を回答。
確かかなり端折って回答したと思います。
でもいちおう先にはどんどん進んでいき、なんと最初のピンポンすら聞くことなく設問終了。
とにかくその場はほっと胸をなでおろします。
④そのあと
午前の部なので、そのあと最長で13:30まで待機が命ぜられます。
控室に移動すると、かなり試験の話で盛り上がっている模様。
なんと、私のいた部屋は同じ講座やゼミ出身で関西から遠征してきた人が集中していた模様で私もその1人。いきなり今日の話で盛り上がります。
おかげで特許庁の職員に注意をうけるありさま。
そして13:30になる15分くらいなる前に、無事解散の指令。
そのあともそのメンバーで浜松町駅からちょっとの場所の蕎麦屋で昼食。
昼間っから、精神的に解放された後のビールのまあうまいこと。
そこでも口述試験の話は続き、どうやらこの日の一番の難関は意匠の事例問題で、ここで時間を取られて最後まで行ったか怪しい人が多かったみたいでした。
そして解散。試験が金曜日だったせいもあり、たいていの人は翌日も滞在する予定で、もちろん私もそう。予約している新橋のホテル(環状2号沿いのほぼまっさらなビジネスホテルでした)に移動し、しばらくゆっくりと休むのでした。

女に。。。

今年で45歳になるのですが、女性に振られるのってこの年になってもきついものがありますね。
口述対策にエンジンをかけなきゃいけない時期なんですが、気持ちが落ち込んで全く力が入らなくなってしまいました。

短答合格発表

発表がありました。
合格者550人だそうです。
自分らは2回前だからたしか1200人くらいだったはず。
たしか49点とったはず。

恐ろしく難関になったものです。
来年受ける羽目になったらあえなく口述見逃しの三振になってしまいそうで心が憂鬱になってきました。

解決策は、今年受かってしまえばいいんですが。。。

短答式って・・

去年の今頃、短答の問題を見てひっくり返った記憶があるが、今年はさらにパワーアップ。いくつあるか問題の数はさらに増加している。
1問目を軽く見たのだが、軽くではあっけなく間違ってしまった。





だめだよ・・・
こりゃ来年まで絶対に持ち越すことはできない。
尻に火が付いたおもいです。