会社員であることが奴隷である時代が来そうです。

2014-06-04 17:07:09に書きかけの記事です。
口述試験後に、一緒に蕎麦屋にいったうちの1人も、この件につきかなり憂慮していました。
続きを書いてみます。

どうやらアベノミクスにより特許を受ける権利の原始帰属者に企業等がなれることになりそうです。

日刊工業新聞 2014年5月30日掲載分より

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特許を受ける権利、企業にも認める−特許庁の専門委

 経済産業省特許庁は29日、特許制度に関する専門委員会を開き、企業内の研究者や技術者による発明(職務発明)について、特許を受ける権利の帰属を発明者本人でなく、発明者が所属する企業にも認めることで一致した。企業が発明者に対する報酬を支払うことを制度的に保証する方向でもまとまった。同庁は7月までに特許法改正の具体案をまとめる。

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その後、この内容がどこかの審議会で了承され、実現化に向かって前進したようです。
まあ、日本人って、権利意識の弱い国だなあと思ったのと、日本の経済界ってのは従業者を奴隷としか考えてなく、成果は全て搾り取る方向で今回の方針を国に進めさせたんだなと思います。
新しい産業を興すなんてもってのほか、なんとかして既得権益を守り公共事業で自分たちだけ潤わせようとしか考えていないんだなあと痛感させられました。
絶対こんな体質の国に今後の経済発展なんてありえません。せいぜい今後増加する老人向けの福祉を税金からまかない、国家はしぼんでいくだけ。多分志のある人たちはこの国から出て行って、画期的な発明をしていくこととなるでしょう。